|内容|
◼️ピーカンナッツ苗木育成研究施設(後藤組設計室)
◼️ワタミオーガニックランド(ビオフォルム環境デザイン室)
◼️陸前高田現況
-----------------------------◼️ピーカンナッツ苗木育成研究施設(後藤組設計室)
公共施設の木造平屋でここまでのクオリティで出来るのは期待以上。設計者の力量や努力はもちろんのこと、今回は優秀な現場監督に恵まれた。
ディテール、納まりも丁寧で、住宅レベルの繊細さ。研究施設の特性上、直射日光が室内に入らないように、南側に深く軒を出しており、それが室内側からの景色や光の柔らかさ、閉じつつ開いている静かな室内空間といった特徴に繋がっていて、よく出来ている。
◼️ワタミオーガニックランド(ビオフォルム環境デザイン室)
◼️陸前高田現況
基盤整備はほぼ終わり、街の土台としての輪郭がはっきり見えてきた。嵩上げの縁は「街のエンガワ」として出来つつある。ようやく低地部では農業が始めたり、街では商いが生まれたりするスタートに立ったか。街はこれから。
震災では、将来に残すインフラはどうあるべきか改めて問われた。これからもそれは全国で同じことが問われ続ける。